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− ４／２２（月） −
今週のＩＰＯ、2銘柄
日経平均は前週末に1011円安と今年最大の下げ幅を記録しました。週明け22日は下げ過ぎからの買戻しが入るものの、25日移動平均線を割り込み、調整基調を強めています。
前週のＩＰＯ、バスターミナル等でのサイネージ表示事業を手掛けるＷｉｌｌＳｍａｒｔ（175A）は公開価格を76円下回る1580円の初値を付けてスタートしました。公開価格が仮条件の上限を20％上回って設定されたことから、割高感が意識されたもようです。
今週は2銘柄のＩＰＯが予定されており、5月下旬まで次のＩＰＯの予定はありません。
176A レジル（4/24東証グロース上場）公開価格1200円
マンション一括受電サービスを提供する企業です。電気料金コスト引き下げの為、調達した高圧電力をマンション内に設置した「受変電設備」で低圧電力に変換して、マンション各世帯に供給するものです。2023年12月末時点で約2200棟、17万8000戸が導入しています。10〜15年の契約期間が設定されており、解約は殆どないことから、安定的な収益源となっています。その他、マンション防災サービス、ＤＸ支援サービスも手掛けています。
今6月期は最終利益で前期比35％増予想です。今期配当は30円の予定です。上場に伴う調達資金はマンション防災サービスの設備投資に充てる、としています。ベンチャーキャピタルからの出資は7割程度しかロックアップがかかっておらず、1.5倍で解除の条項も付いています。
177A コージンバイオ（4/25東証グロース上場）公開価格1900円
ヒト、動物、昆虫などの細胞を増殖するための細胞培養地の開発、製造、販売を手掛ける企業です。これまでの研究用途から、再生医療分野、抗体医薬品製造などへのニーズが高まっています。これらを取り込むとともに、海外の代理店開拓も進めています。創業から40年以上の技術の蓄積が強みとなっています。
今3月期は最終利益で前期比2.8倍予想です。今期配当は14円を予定しています。上場に伴う調達資金は設備投資、システム投資などに充てる、としています。ベンチャーキャピタルからの出資はボリュームも大きくなく、ロックアップもかかっています。
184A 学びエイド（5/28東証グロース上場）仮条件5/9
インターネットによる教育サービスの企画開発・提供を行う企業です。
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